ひさふぃの日記

DjangoとPythonとLaravelが好き。大阪でフリーランスエンジニアやってます。

VRが普及する理由と3dテレビが失敗した理由

VR体験しましたか。必ず普及していくので、まだ体験していない人は今から体験しておきましょう!

必ず普及するとなぜ言えるのか。似たような3Dテレビが失敗したじゃないか! …おっしゃる通りです。

しかし、現在のVRは過去の3Dテレビと異なっており、今後普及していくとしか考えられない理由があります。本記事ではそれを扱います。

3DテレビやVRヘッドセット

3DテレビやVRは、コンテンツ受信機というプラットフォームに過ぎません。

コンテンツが無ければただの箱ですし、コンテンツがあっても箱が無ければ視聴できません。卵or鶏のどちらが先か議論と同じく、コンテンツ充実orコンテンツ受信機普及のどちらかが必要です。

どちらかが増え始めれば、…コンテンツ充実→コンテンツ受信機普及→コンテンツ充実…という正のスパイラルが生まれます。

そのため、コンテンツの提供か受信機普及のハードルが低ければ、正のスパイラルが発生するキッカケが産まれやすくなります。

コンテンツ受信機普及

VRを体験するにあたって一人一台となっているスマホの普及が後押ししてくれています。

スマホを持っていればヘッドセットが1000円程度から体験することができます。

本格的なVRを体験する最高機種であっても10万円程度で事足ります。

一方で3Dテレビを視聴する場合、ハイエンドモデルを購入する必要があります。

必需品であるスマホと比較すれば普及率にはかなり差があり、3D対応テレビの販売比率は大体10%程度で推移しています。この差は大きいですよね。

一家に一台はテレビがあるし、4Kや8Kと3Dとの組み合わせで今後の買い替え時に普及するかもしれない!そんな意見があるかもしれません。

しかし、本当に皆さん買い替え時にハイエンドモデルを選ぶのでしょうか。

テレビがカラーに移行した際、皆が欲しいと思ったでしょう。白黒の映像を見て、カラーであることを望むことはごく自然な流れでしょう。正統進化。

次は画質が圧倒的に向上したと言われるアナログからデジタルへ移行。皆は高画質を望んでテレビを購入したのでしょうか。

高画質になるからテレビを買い替える。より、視聴できなくなるから買い換える。の方が理由としては多かったのではないでしょうか。

ハッキリと明言することは難しいですが、高画質ではなくテレビ視聴に対して価値を見出した。という方が自然な流れでしょう。

コンテンツ提供

VRはコンテンツの作り手が圧倒的に多いです。

VRの撮影では、入門機であれば4万円程度で始められます。

敷居の低さはYouTube等の動画サイトの投稿数を見ればわかりますね。

あなたが3Dのコンテンツを楽しむ時に、どちらを選ぶでしょうか。

玉石混交だがコンテンツが圧倒的に多い 画質やクオリティは高いがコンテンツが少ない

冒頭にあったように、コンテンツが無ければただの箱です。楽しみたい場合、前者のコンテンツ量が多い方を選ぶでしょう。時系列が異なるので単純な比較はできませんが。

コンテンツが少ない3Dテレビを、「普及すればコンテンツ増えますから」と、視聴者に売るのは難しいでしょう。3Dテレビは赤字覚悟で最初にコンテンツを大量生産していれば結果が違っていたかもしれませんね。

また、コンテンツの多寡を推し量る上で、エロを考慮に入れるのは筋を外していない議論でしょう。

ベータとVHSの規格戦争はアダルトを導入するか否かで決した。という、話もありますしね。嘘か本当か定かではありませんが、エロは強しです。

エロを考慮に入れる時にDMMのレビュー数が参考になると考えています。VRの作品ではレビュー数が3桁にいくこともあります。

VR作品では考えられない数です。

つまり、それだけ圧倒的なニーズが存在していたということです。うーん、やっぱエロのパワーは凄い。

さいごに

結局言いたかったのは、皆VRをもっと体験して普及率はさせましょ!ってことです。

3Dテレビと違って、コンテンツ充実→コンテンツ受信機普及→コンテンツ充実…という正のスパイラルが生まれてるので普及が確実です。エロも後押ししてるしね。

最後までお読みいただきありがとうございます。それじゃ!